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先週末、田窪恭治展を観に東京都現代美術館に行ってきました。
田窪さんを知ったのは十数年前のファッション誌で「林檎の礼拝堂」が
紹介されていたページで、今でも切抜きが実家に残っています。
それから「林檎の礼拝堂」を一人でフランスに観に行こう!と思いながらも
時が過ぎてしまい…
それでもずっと気になっていたら、その断片を東京で観れるなんて!!!

鉛の板にたくさんの色を重ねて顔料の層を作り、それを削り出す力によって
微妙に色を変化させ描いていく方法。
そういう時間と手をかけて出来た作品にすごく魅力を感じるし、
ノルマンディーの小さな村の朽ち果てた礼拝堂を再生するまでの過程や
その後のあり方も素晴らしいと思います。

展覧会で満足出来るかなと思いきや、美術館で礼拝堂の映像を見て
ますます実物を観に行きたくなってしまいました!
そこにある村の空気や人々、やっぱり風景として作品を観たい!
一緒に行った妹と、もっとおばさんになったら(子供が大きくなってから…)
フランスに行こうね!と約束をして帰ってきました。